理事長のひとこと 2019年9月
2019年9月3日

町田市の鶴川地区に共生社会のモデルを

白峰福祉会が経営している町田かたつむりの家と町田生活実習所は、町田市の鶴川地区と呼ばれる地区にあります。今年の4月に、鶴川地区社会福祉協議会がスタートしました。私も副会長の立場で鶴川地区の福祉活動に積極的にかかわっていきたいと考えています。

毎月、鶴川地区協議会、障がい者支援センター、高齢者支援センター、子育て支援センター、民生・児童委員、鶴川地区で活動する社会福祉法人とNPO法人などが参加し、福祉情報交換を行っています。とくに、障害、高齢、子育ての壁を越えてアドバイスをもらうことができることは、参加者にとってとても有益な場となっています。この他にも、外出が困難な市民の移送サービス、防災対策の強化、鶴川地区のボランティアセンターの設置などに取り組む予定です。このような活動は、福祉の専門職だけで実施するのは難しいと感じています。市民と専門職が連携して活動をつくっていくことが必要です。市民は福祉の専門職に相談する必要があると思いますし、市民の「ちょっとしたボランティア」や見守り、情報提供などの助けがなければ、人手が不足していく地域を支えていくことはますます難しくなっていくからです。

まさに、多様な方たちを多様な方たちで支えあうことになっていくのでしょう。その先にめざすのは、福祉が特別な人だけに必要なのではなく、すべての国民に必要なものであるという考え方が常識となる地域です。福祉が対象にする人を特殊な人ではなく、誰にとっても「自分のこと」と感じることが出来る地域をつくり、共生社会のモデルをめざしましょう。

社会福祉法人白峰福祉会
理事長 森 公男