理事長のひとこと 2019年7月
2019年7月29日

セルフヘルプが出来るような自分に!

北海道浦河町に「べてるの家」という精神障害がある方たちの当事者活動に先進的に取り組んでいる社会福祉法人があります。その活動は、本やDVDで紹介されていて、私も何冊かは読んで勉強させていただいています。最近、「コミュニティー支援、べてる式」という題名の本を読んだのですが、その中に「セルフサポート」、「セルフヘルプ」という言葉がありました。それらは、精神障害がある当事者が「自分のことを自分も助ける」ことをめざす言葉でした。

時に人は、「自分にとって大切な人たちを守るためには、ある程度の自己犠牲はしかたない」、「犠牲を払ってでも貫く覚悟が大切」と考えてしまうことがあります。そして、「もう少し自分を大切にしたら」とまわりからアドバイスをもらっても、そう簡単には素直にはなれない。

そのような心境になっているときには、「セルフサポート」、「セルフヘルプ」の言葉を思い出すのがよいと思いました。自分を客観視して、困っている自分を認める。弱い自分を認める。その上で、必要なサポートやヘルプを自分でも実現するように、表現し、行動する勇気を持つこと。障害がある人もない人にも、大切な「幸せのレシピ」になるはずです。

社会福祉法人白峰福祉会
理事長 森 公男