理事長のひとこと 2017年7月
2018年7月2日

「私たちは、未来の『ふるさと』をつくる仕事をしている。」

私は、町田で生まれ、町田で育ちました。私のふるさとは、町田です。

しかし、大学を卒業した後は、町田から電車で30分ほどの距離にある知的障害者の入所施設に就職し、その職員寮に住むことになりました。結局8年間をその職員寮で暮し、結婚し、子どもができたときに私の両親に子育てを助けてもらうために町田に再び戻ることになりました。その後は、数年に一度くらいの頻度なのですが、その入所施設がある駅に降りる機会がありました。電車のドアが開くと、懐かしさとともに温かい思い出が溢れ出します。本当は、就職したばかりの時には、かなり厳しい状況がたくさんあって、いくつもの失敗をしました。そして、「もう辞める」と言っては「やっぱりもう少し頑張ろう」の繰り返しで、たくさん落ち込み、たくさん支えてもらった職場でした。つらいことがたくさんあったけれども、たくさんのことを、たくさんの人から支えてもらいました。だから、きっと私の「第2のふるさと」なのでしょう。

「ふるさと」とは、きっと生まれた場所なのではなく、自分のことを理解し、受け止めてくれる人々がいる場所なのだと思うようになりました。だから、「ふるさと」は、創ることができるとも、考えるようになりました。

そして、私たち白峰福祉会は、「未来の人たちにとっての『ふるさと』を創ろうとしているのだ」と思うようになりました。障害がある人、ひとりぼっちになりやすい人、居場所を見つけられない人にも、それぞれの「ふるさと」が必要なはずです。白峰福祉会は「幸せのレシピ」を知的障害がある方の支援から学び、未来のふるさとを創っていくのです。


これまでにご紹介した幸せのレシピ
レシピ1:できないことがあってもまわりが変わると幸せに近づけます。
レシピ2:その人を理解していく努力が幸せへのステップです。
レシピ3:出来ないことからではなく、出来ることから幸せづくりを始めましょう。
レシピ4:現実と向き合うことから、幸せづくりが始まります。
レシピ5:期待し続けることが幸せをめざす切符。
レシピ6:理解してもらおうとする努力が幸せへのステップです。
レシピ7:誰かに愛されている実感が幸せを感じるためには必要なのです。

社会福祉法人白峰福祉会
理事長 森 公男