「自閉症サポーター養成講座」開催
2018年1月16日

2018年2月21日(水)、和光大学ポプリホール3F多目的室にて「自閉症サポーター養成講座」が開催されます。
広く市民の皆さまに自閉症を理解していただくための講座です。

~自閉症という障がいがあるのだから、自閉症のサポーターも増えてほしい~

「自閉症サポーター講座」は鶴川地区協議会が主催し、当法人の理事長、森 公男が講師を務めます。

鶴川地区協議会は、白峰福祉会も参加している「鶴川地域社会福祉法人連絡会」が加盟している地区内ネットワークです。
鶴川地区行儀会は、地域の交流促進や、さまざまな困りごとを相談する場として「3水スマイルラウンジ」を開催しており、今回の講座はその一環として行われます。

自閉症という障がいについて一般のみなさまに理解を深めていただき、より良い地域社会づくりにつなげていくことを目指します。

  • 日時:2018年2月21日(水)
    午前の部 11:00~12:00
    午後の部 13:00~14:00
    ※午前・午後とも講座の内容は同じです。

  • 会場:和光大学ポプリホール 3F 多目的室
    〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷1-2-1

  • 入場料:無料(申込は不要です)
  • 主催:鶴川地区協議会
  • お問い合わせ:鶴川地区協議会事務局 070-5466-6542

チラシはこちらからダウンロードできます。


「自閉症サポーター養成講座」開催にあたって

白峰福祉会 理事長 森 公男

認知症サポーター養成講座があるのだから

認知症の理解を広げるとともに、そのサポーターを地域に増やしていく「認知症サポーター養成講座」があります。受講するとオレンジのリングをもらって、そのリングを目立つところにぶら下げている方をよく目にします。受講した人数はかなりの数で、私も受講しましたが、その活動をうらやましく感じていました。「自閉症の方についても同じように理解が広がる講座をできないか……。」

自閉症も理解してもらう機会を!

自閉症という障害は、アメリカ精神医学会の精神疾患の分類と診断手引きDSM-5では「自閉症スペクトラム障害」という診断名となっていますが、世間では「自閉症」という呼び方の方がわかりやすい現状であると思います。「認知症」に比べると、まだまだ知られていない名称ですし、さらにその障害の特徴となると、ほとんど理解していただけていないか、偏った理解しかしていただけていない状況です。

そのような状況で、「自閉症」の障害を持つ方たちは暮らし、その暮らしをご家族や関係者がサポートしています。ご本人がとる行動のスタイルが奇異であるため、ご理解されていない方から見ると困った行動であり、困ったことをする人であると思われたり、さらには障害に応じた合理的な配慮がなされないまま非難されたり「出ていって」などと行動を制限される体験をしてきています。当事者やその家族はそのたびにつらさを積み重ね、「また、言われてしまわないように」と自分のやりたいことを我慢するようになる方もいます。

自閉症を理解していただけないことから、つらい思いや不自由さが繰り返されることを防ぐことはできないのでしょうか。

このような思いから、これまでに白峰福祉会では、「自閉症」に関する講座を開催しましたが、対象としたのは自閉症の方を支援する職員やご家族でした。今回、開催する「自閉症サポーター養成講座」は一般市民のみなさまを対象に開催いたします。

理解してもらうための努力と理解しようとする努力

講座においては、自閉症スペクトラム障害についての説明にとどまらず、自閉症である当事者とご家族が抱いてきた気持ちをご紹介する予定です。理解してもらいにくかったからこそ、当事者みずからも理解していただく努力をしていくのです。理解してもらう努力と理解しようとする努力の両方が必要です。自閉症への理解を広げたいという気持ちを抱いている方は、ぜひこの機会にご参加ください。

そして講座に参加された方は、自閉症と思われる方が困った様子でいるときには、障がい者支援センターなどの関係機関に連絡をしていただくことをお願いする予定です。

今回の講座については、鶴川地域社会福祉法人連絡会に提案し、鶴川地区協議会が主催する「3水スマイルラウンジ」で開催することになりました。ご理解をいただきご協力いただいた鶴川地区の皆様には深く感謝しております。ありがとうございます。鶴川地区だけではなく繰り返し開催していくことが大切であると考えております。「自閉症」の理解を広げたいと考えている方は、ぜひ一緒にがんばっていきましょう。