理事長のひとこと 2017年3月
2017年3月31日

人は「幸せになりたい」と願って暮らしています。
人は「幸せになってほしい」という願いを受けて生まれてきました。
今月の「幸せのレシピ」をご紹介します。

レシピ1
ご本人にできない事があっても、周りが変わると幸せに近づけます。

「幸せになりたい」と、がんばってもがんばっても幸せに近付いていくことが出来ないと感じるときが誰にでもあります。

「たすけて」といえる人がいたら、その人の力を借りて幸せに向かって前進できるのでしょう。

「たすけて」と言った時に手を差し伸べてくれる人がいれば、その手を握ることが出来るのでしょう。

「たすけて」と言った時に「自分でがんばれ」と言い返されたら歯を食いしばって、涙をこらえることになるのでしょう。

そして「たすけて」と声を出す勇気もなくなっていく。

「自分の幸せは自分でつくるものだ」と語る年月は、孤独をつくっていきやすい。「1人でがんばる」つらい気持ちは、周りからの「たすけて」に「僕だってがんばっているのだから、君だってひとりでがんばりなよ」と厳しく反射してしまう。自分の弱さを認め、相手のつらさを理解することが相手と自分の幸せにつながっていきます。

知的障がいの方たちにやみくもに「がんばれ」という言葉の背景には、自分の弱さを認めることが出来ないむなしさがあるのかもしれません。

 

社会福祉法人白峰福祉会
理事長 森 公男